電球の光というのは、いろいろな色があります。
部屋の照明でも昼光色と呼ばれているオレンジがかったものから 蛍光灯のちょっと青白い灯りなど違いがありますが、車のヘッドライトにも色の違いを感じるという人がいるようです。
ここでは、ディスチャージヘッドランプの価格や寿命についてご紹介!
ディスチャージヘッドランプとは?
ヘッドランプには大きく分けるとちょっとオレンジかかった光のフィラメントを発光させる【ハロゲンバルブ】と、発光カプセルに封入されたキセノンガスと金属ヨウ化物を発光させるHIDシステムを採用している【ディスチャージヘッドランプ】の2種類があります。
現在の車のヘッドライトの主流はディスチャージヘッドランプになるでしょう。簡単に言えばHIDヘッドランプになります。ハロゲンランプからディスチャージヘッドランプに移行している事はそこには、確実にメリットがあるからです。
◆ディスチャージヘッドランプのメリット◆
- ハロゲンランプと比較すると10倍近い明るさがある
- 明るい分夜間走行時の安全性が高くなる
- ハロゲンランプより寿命が5倍近く長い
- 消費電力も少ない
◆ディスチャージヘッドランプのデメリット◆
- 球切れ・故障した場合のコストが高い
- ヘッドライトを点灯した場合に時間が多少かかる
- カットラインが出にくいために幻惑光が多く見られる
- 発熱量がハロゲンより低いために、雪が降った場合にヘッドライト部が隠れてしまう
などが挙げられます。
ディスチャージヘッドランプの口コミや評判は?
ハロゲンランプに比べるとHIDランプの方が明るく感じます。昼光色よりも蛍光色、昼白色の方が明るく感じるのと同じで、これは色温度がオレンジよりも青い方が高いからです。色温度が高い方が明るく感じるんですよ。
灯りとしての性能はHIDの方が明るいため、夜道を運転することが多い方にオススメです。
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ランプの価格や寿命について
価格としてはやはりハロゲンランプのヘッドライトよりは ディスチャージヘッドランプのほうが高くなりますが、価格はかなりバラつきがあります。安いものですと4000円しないものもありますが、多くは1万円~2万円の範囲内くらいです。もちろん、さらに高い物もあります。
ディスチャージヘッドランプの寿命についてはハロゲンランプの10倍程度と言われています。
価格が高くても、頻繁に交換する必要がないので、長い目で見ると お得になる場合もあるようですよ。
ディーラーで交換すると費用はどれくらい?
ディスチャージヘッドランプを交換する場合にどのくらいの費用がかかるのか?と思う方も大勢いる事でしょう。ハロゲンランプなら1カ所500円程度と言う事を考えるとディスチャージヘッドランプの場合はもう少し高くなる事は想像できます。
ディーラーでランプを交換する場合は車検対応している物しか基本的には交換してくれませんから、6000k以上の物は交換できないと思っていた方がいいでしょう。6000k未満のランプ交換をする場合には、1カ所2000~3000円で交換してくれるはずです。1台分の交換費用は4000~6000円と言った所が一般的ではないでしょうか。
一応ディーラーの方に取付ができるのか?と工賃の問い合わせをしておく事がベストです。
アフターマーケットパーツも注意が必要
アフターマーケットパーツ=社外製部品と言われるものですが、純正のディスチャージヘッドランプの光量は4000~4500k(ケルビン)でメーカーサイドからすれば一番見やすい明るさと言う事になります。
ただ社外製品になると6000kや8000kの物も多く存在し、中には20000kという物も存在します。6000k以上は車検適応しない可能性が高いです。6000k以上になると色見が青白くなっていきますので、夜間走行時の視認性は逆に低くなっていきます。
コスト面から中国製品を購入した場合に光源を安定させるバラストの品質が悪かったり、防水機能がついていない等の粗悪品も存在しています。社外製部品を付ける場合は6000k以下の国産がベストになるのではないでしょうか。