オートバックスの場合、ヘッドライトを磨くだけなら【ヘッドライトポリッシュ】というのがあります。
ヘッドライトカバーのくすみや黄ばみを除去してヘッドライトカバーの透明感を戻すことができますし、ヘッドライトの光度も良くなります。
工賃の目安は3240円からですが、店舗によってことなるようです。かかる作業時間は20分からのようですが、当然、繁忙期には順番待ちがあると思います。
ヘッドライトの黄ばみの原因は?
ヘッドライトカバー部が熱に弱いポリカーボーネイトにのため紫外線などによる劣化やはがれにより、黄ばみ・くすみが発生します!
またワックス等の油分を付着したままの状態も黄ばみを促進させる原因になります。
そのままにしておくと、夜間の光量不足や車検にも通らなくなりますので、お手入れすることをオススメします!
ヘッドライトの黄ばみを落とす方法
ヘッドライトの黄ばみ・くすみを落とす方法は業者に依頼する方法とセルフクリーニングする方法とがあります!
比較やメリットデメリットを紹介
業者にお願いする場合
オートバックスやイエローハット有名店やカーショップなどでお願いできます。だいたい当日に施工可能。店舗に予約するとスムーズ、事前に近くの店舗に電話で問い合わせても良いでしょう。
オートバックスの料金を例にします。
例:オートバックスの料金
ヘッドライトの黄ばみ除去をオートバックスでやってもらった場合の料金は、左右で最低価格に近い3240円からになります。
メリット
プロの仕上がり、比較的長持ちする、失敗がない
デメリット
お金がかかる、予約してないと待つことがある
セルフクリーニングの場合
個人でライトのセルフクリーニングする場合はお近くのカーショップや、ネットで購入して時間があいてる時にヘッドライトを磨けます。
料金
ヘッドライトの黄ばみ除去を個人でする場合には500円程度~本格的なプロ用でも3600円程度で購入できてお得です。
メリット
コスパが良い、慣れると簡単
デメリット
完全に除去できない、手が汚れる
磨き+コーティングがおすすめ
ヘッドライトポリッシュ(磨き)+コーティングの場合、コーティング効果は1年です。
工賃の目安は左右で5400円からですが店舗によって異なるそうです。目安時間は40分程度ですが繁忙期などにはもっとかかると思った方が良いかも知れません。
磨くだけではまた徐々に黄ばんだり曇ってしまうので、コーティングまですると、いつまでも新車のようなヘッドライトの透明感を1年間維持することができます。
プロ仕様の専用工具を使って洗車で落ちない黄ばみや傷を消し、特殊アクリル樹脂で下地を作り、ガラス系コーティングで艶を出します。
ヘッドライトが暗いと感じたら、交換の前に黄ばんだり曇っていないか確認した方がよさそうですね。
耐水ペーパーの粗さの選び方は?
ヘッドライトの黄ばみやくすみを取り除くとヘッドライトのカバーは新車のような輝きを取り戻す事が出来ます。その為にはどうすればよいのでしょう。
ヘッドライトの黄ばみやくすみは、太陽の紫外線や雨やホコリ、ヘッドライトバルブの熱などによって、ポリカーボネットの表面に微細な傷が付いてできることによる物です。表面にできた微細な傷を取り除く事によって、綺麗な表面が出て来る事になります。
その為に用意する物は耐水ペーパーです。耐水ペーパーと言っても粗い物から磨き仕上げ用までの物があります。
ではこの耐水ペーパーはどのくらいの物を選べばよいのか?と言う事になりますが、ヘッドライトの黄ばみやくすみの状態の強弱によって使い分ける必要があります。
◆用意する耐水ペーパーの番手◆
#1000(1000番)#1500(1500番)#2000(2000番)の3種類になります。番手は数字が低い方が粗いヤスリになっています。黄ばみ・くすみが強い場合は#1000と#1500と#2000の3種類を使用します。黄ばみ・くすみが弱い場合は#1500と#2000の2種類を使用します。
耐水ペーパーでの磨き方について
黄ばみ・くすみを取るには耐水ペーパーで、どの様にして取ればいいのでしょうか?
汚れが強い場合には#1000の耐水ペーパーを使いヘッドライトの表面の黄ばみやくすみを削り落して行きます。この時にきっちり汚れを落として行いと次の工程では汚れが取る事ができなくなります。削りかすが黄色い者から白っぽく変わってきたら、汚れが落ちた事になります。
#1000番は粗い目なので、傷がこのままでは残ってしまいます。#1500番の中目に変えて傷をある程度慣らします。最後に#2000番の細目で綺麗に磨きます。
汚れが弱い場合は#1500の中目の耐水ペーパーから使用します。この番手で汚れとキズの慣らしをおこないます。#2000の細目で最終的に磨き込みます。
どちらの場合にも注意点があります。必ず一定方向にやすりを動かす。くるくる円を描きながら磨くと綺麗に磨けなくなります。縦なら縦、横なら横方向で磨くようにしましょう。
研磨が終わった後の処理はどうすればいい?
ここまででも、ヘッドライトカバーは綺麗な状態になりますが、このままだとまだ見えない傷が残っています。
そこで使用するのがコンパウンドです。コンパウンドを使用する事で鏡面に近い状態にする事で汚れを付着させることを少なくさせます。微粒子タイプを使用してから最後に超微粒子タイプで仕上げることが理想になります。
最後にコーティング剤を塗布する事で紫外線からの劣化を防ぐとともに汚れからヘッドライトカバー表面の保護を図る事になります。
ここまですれば、ヘッドライトカバーは新車のような輝きを取り戻す事ができます。